2人の女性が可愛い映画『ホリデイ』観たら人恋しくなった。(※ネタバレ有り)

こんにちは、雪ひつじです。

 

『マイ・インターン』観てアン・ハサウェイ可愛い!ってなって、

『プラダを着た悪魔』を観ようと思ったんですが、

 

現在私が見ることのできるアマゾンプライムとネットフリックスに無料でなくてですね(購入すれば見られる)、

諦めて同監督の『ホリデイ』を観ることにしました。

 

元々キャメロンディアス好きなんですよ。

月並みですが、めっちゃ可愛い(笑)

 

普段ならあまり観ない恋愛映画です。

ちなみに普段観るのはホラーとか後味悪い系が多いんですが、

妊娠中ということもあって、なんかあまり良くないのかなと気にしつつ、

ちょっとハッピーな映画を努めて観るようにしています。

 

いや、無理に観てるわけじゃないんですけど(笑)

 

 

というわけで、映画『ホリデイ』なんですが。

監督は『マイ・インターン』のナンシー・マイヤーズですね。

 

主人公は2人の女性です。

ケイト・ウィンスレット演じるコラムニストのアイリスと、

キャメロン・ディアス演じる映画予告編集会社社長のアマンダ。

 

っていうか全然知りませんでした、ケイト・ウィンスレットってめっちゃ可愛いやんと思ってたらタイタニックのローズだったんですね。恥ずかしい(そりゃ可愛いわ)

 

あ、あと『ライフ・オブ・デビット・ゲイル』もそうですね。

 

全部私の中で繋がってませんでした。今繋げました(笑)

 

 

で、そのケイト・ウィンスレット演じるアイリスなんですが、

これがちょっと初っ端わかりづらくて。和訳の問題とか私の理解力の問題とか諸々あるかと思うんですが、

 

アイリスの恋人?のジャスパー(どうしても101匹わんちゃんが出てきてしまう)が、他の女性と婚約したのかな?

最初はアイリスがジャスパーの浮気相手だったのかな、とか思ったんですが(3年間待ってた云々とのことなので、別れるから待ってとか言われてたのかなぁ、とか)、

なんかどうやら、付き合ってはいたらしい?

ほんで浮気された?寝取られた?みたいな感じなのかな?

 

まぁとにかく、めちゃくちゃ傷心のアイリスです。家に帰って号泣です。

 

 

一方、キャメロン・ディアス演じるアマンダは、

一緒に暮らしていた恋人のイーサン(こないだミッションインポッシブル見たもんでトムクルーズが浮かぶ)が若い女と浮気した、と。

こっちは全部説明してくれて非常にわかりやすかった(笑)

 

で、最初は認めなかったイーサンが最終的に半ばやけくそ気味に認めて(やめとけって!みたいな感じで庭師が首振ってたのが面白かった)、

アマンダはイーサンを家から追い出します。

 

 

恋人に浮気されて悲しいはずなのに、涙が出ない。

がんばって泣こうと思うけど、涙が出ない。

あーもうちょっと休もう!!ってなったアマンダは休暇先を探します。

 

で、見つけたのがアイリスの家なんですね。

ここもちょっとわかりにくかったかなぁ。

どうやら『ホーム・エクスチェンジ』っていうサイトで、要するに家交換しませんかっていうサイトらしいんですが。

アイリスが「家の交換が条件」と言い出した時に「ん?どういうこと?」と思ってしまいました。

っていうかそもそも家交換サイトだったらそんな条件出す必要なくね?とかも思うんですが、まぁその辺は深く考えずに流すことにします。

 

実際に家を交換した2人だったんですが、すんごい豪邸にテンションだだ上がりのアイリスと、いろいろやってみるけどなんかつまんないアマンダ。

 

明日にでも帰ろうかと考えていたアマンダのところに、アイリスの兄だというジュード・ロウ演じるグレアムがやってきます。

 

これがまた、最初私ジャスパーが兄だって嘘ついて来たんだと思いました(笑)

ちょっと似てません?(笑)

後から考えたらグレアムの方が全然かっこいいんですけど(笑)

 

ジュード・ロウは名前は知ってたんですが、意外と初めて見ました。めちゃめちゃかっこいいですね。

 

で、なんか盛り上がっちゃった2人は一夜を共にします(美男美女あるある)

 

 

一方アイリスの方も、アマンダの元彼の男友達・マイルズ(ジャック・ブラック)が訪ねてきます。

この方、めっちゃ見たことある!と思ったけど初めましてでした(笑)

 

何かが起こりそうな予感…?

 

アイリスが車で出掛けた帰り道、以前家の前を通ったご老人を偶然見かけるんですが、前は介護士さんみたいな人と一緒にいたのに1人で歩いていたので、「もしかして迷子?」と思い、声を掛けます。

家まで送っていってあげて、なんかちょっと変なじいさんだなぁと思っていたら、どうやらめちゃくちゃ有名な脚本家だったようで。

イーライ・ウォラック演じるアーサーです。この方も初めまして。

で、その人とアイリスは仲良くなっていきます。

 

深入りしないように~と思いながらどんどんグレアムに惹かれていくアマンダと、

アーサーとの交流を通して失恋の傷が癒されていくアイリスと、

途中まで交わりはしないんですが、同時進行で描かれていきます。

 

個人的には、アイリスの方の恋愛模様(マイルズとの)がちょっとオマケっぽかったなぁという印象でした。

アイリスの方はアーサーとの関係性がメインだったのもあって、

アイリスがマイルズに惹かれてる描写っていうのが、レンタルビデオ店で楽しく過ごしていたりとか、作曲家のマイルズがアイリスの曲を作ってくれたりとか、いろいろあるんですけど、それも全部アーサーありきのような感じもあって。

 

自身の功績を称えるパーティーなんかして欲しくない、歩けないしみっともない、ってずっと無視してたアーサーが、アイリスのお陰で歩く練習をしてみんなの前に立って、最後自分で階段をのぼれた、っていうところなんかすごく素敵でした。

 

アイリスもアイリスで、アーサーに「君は映画の主人公なのに、親友役を演じてる」と言われてハッと気付き、「自分の人生なんだもん、自分が主役よね」と気付いて、

最終的にはわざわざ会いに来て「二股関係継続しようぜ」と言ってきた(いや、そこまではっきりとは言ってませんが。笑)ジャスパーに決別を言い渡すこともできました。

 

そこでもマイルズの、彼女に遊ばれていたエピソードがちょっとついでっぽいなぁ、という気もしまして、要するに私の中であまりマイルズの重要性がなく感じてしまったんですね。

正直な話、別になくてもよかったかなぁ、ぐらいの。

 

アマンダの方は、やっとちょっと踏み込んでみようと思ってグレアムの家に行くと、

ん?なんか誰か家の中にいるっぽい?ってなって、

内心私は「あ~ほらやっぱり~なんかあると思っててん~」と思ったんですが(笑)、

どうやらグレアムは妻と死別して、2人の子どもを育てていたようで。

 

でもその子どもたちもアマンダに懐いてくれて、

本当のグレアムを知ることができたような気がするアマンダはどんどんグレアムに惹かれていくんですが、

 

何せロンドンとアメリカ。遠距離恋愛過ぎる。

 

これで終わりにしましょう、いい想い出にしましょう、って終わらせようと思って最後は別れるんですが、

 

帰りのタクシーでアマンダは運転手に「いい休暇でしたか?」と訊かれて、

涙が出てきます。

 

昔のトラウマから泣けなくなっていたはずのアマンダ(イーサンに浮気されても泣けなかったのが伏線になってました)が、涙を流すことができた。

 

これは!!と思い直したアマンダはグレアムのところに戻ります。

 

 

実際遠距離恋愛することにしたのかどうかは、詳細は描かれてないのでわかりません。

まぁでも正直、映画の予告編を作るだけならロンドンでもできるだろうし、とか思ってしまったんですが(笑)

子ども2人連れてグレアムがアメリカに行くよりそっちの方が現実的なのかなぁ、とか。

 

で、最後はアイリスとマイルス、アマンダとグレアム、グレアムの娘2人とクリスマスパーティーみたいな感じで、ハッピーに終わります。

 

途中でグレアムが妹のアイリスに電話を掛けて、ちょうどアマンダもアイリスに電話を掛けて、お互いに「アマンダの様子はどう?」「グレアムの様子はどう?」と訊かれて何回も回線を切り替えているうちに気付いたアイリスが、「アマンダと寝たのね!」とアマンダに向かって言ってしまうところが面白かったです(笑)

 

本当に個人的には、アマンダの方の恋愛模様と、アイリスとアーサーの部分が好きでした。

ちょうど夫が仕事で東京に行ってる最中なので、あー寂しい、と思いました(笑)

だからって何するってわけでもないんですけど(笑)

 

恋愛映画が苦手な人からしたら苦手かもしれません。

「失恋の傷を癒すために休暇を取って、結局恋愛してる」みたいな感じが、「恋愛しかねぇのかよ」って思う人もいるかもしれない。

 

でもぶっちゃけ、多分そうなんですよね(笑)

失恋の傷を癒すには新しい恋しかない。

それをうまく描いてるのかなぁ、とは思いました。

 

アイリスの失恋の傷はちょっと深過ぎて(笑)自身の考え方から根本的に変えなきゃいけないようなものだったので、アーサーとの出逢いが良かったのかもしれない。

自分に自信を持つ、変な男に振り回されない、都合の良い女にならない、

そんな女性にアイリスは成長できたんじゃないかなと思います。

 

アーサーみたいな人が近くにいたら、私も映画おすすめして欲しいです(笑)

 

さぁ、次は何観ようかな~。

 

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